丹一

徳さんの気持ちが、胸に沁みます。 ──誰にも会いたくなくなった。 話したくなかった。 死んでもいいと思った。 だけど、死ぬ勇気がなかった── 淡々と綴られた言葉だけど、自分には重いのです。 一人息子の事故死、妻との離婚、自暴自棄になり捨てた誇り。 でも、どん底の夏の日に出逢った少年により、徳さんは再び更正します。 その夏の日を思い出し、壁一面に描いた熱気球。 あまりにも眩しい情景に、眼頭が熱くなりました。 きっと夏のせいですね。 夏は記憶さえも眩しくします。 夏の陽のように眩しい物語、でも深く深く胸に沁みます。 まさに抒情の魔術師あめさんの醍醐味を味わいました(ΦωΦ)
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ネコさん、読んでいただき、レビューもありがとうございます! 今回は、変わった構成にしてみたのですが…読みづらくなかったでしょうか。 一度やってみたい試みでしたので、出来てよかったです(´∀`*) 気付いたら、夏も、あとわずかなんですね…(*´ω`*)
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もう女流作家のような風格を兼ね備えたクリエになりましたよね。 もうウットリですわ(ΦωΦ)
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