進藤ハルヒト

 たいへん面白かったです。  リーダビリティに溢れた文章、親しみを持てる主要人物たち、魅力的な謎、全体的に明るい雰囲気等、読んでいて楽しかったです。読んでいて思っていたことがエピローグで示されて、非常にすっきりしました。 1話。提示される2つの謎。おそらく全編に渡って登場するキャラクター紹介のために、2つの謎を一緒にしたんだろうと思います。特に後半の謎でレーン4部作が登場するのが好きです。 2話。終盤のリミットミステリー展開が好みでした。最初の浅尾さん登場時のフミアキが披露する推理は、ホームズを彷彿とさせます。 3話。文化祭に並行して次々にトラブルが発生する。イベント王という催しが面白く、演劇部のドラマ撮影はニヤニヤしながら読んでました。 4話。密室事件が発生して、全編それに対する推理に費やされている。たいへん好みの展開です。とくに、密室講義的な物や、多重解決的な論議がいい。久我がライバル探偵としていい味出してます。  文体が硬いという意見があるようですが、気にしなくていいと思います。若いからといって硬い文章が読めないなんてことはありませんし、また逆に大人になってからラノベを好む方も多いのですから、読者それぞれだと思います。  このまま書籍化されても不思議ではないクオリティだと思いました。
3件・12件
先日に引き続いてのコメントありがとうございます! まさか三日で読了してしまうとは思いもよりませんでしたΣ(゜Д゜) 最後まで飽きずに読んでいただけるかな?という不安もあったので余計に驚きです(;゜∀゜) そして全ての章に丁寧にご感想もらえており思わず二周三周と読み込んでしまいました。 フミアキの空回りっぷりにニヤニヤしてもらったようで、これは我が意を得たり!と安堵しました。 よく僕の文体は癖が強いと言われるので、読みにくいところもあったかと思いますが、最終ページまで読んでくださったこと、前回に引き続く身に余る力強いコメント、本当にありがとうございました! 是非とも今後の励みにしたいと
1件11件
 1日で読み切ることも可能でしたが、合間に文庫本を挟んでいたので3日かかりました。  短編集ですから、それぞれの作品に思うところがあるわけです。  文体の癖、ですが、僕は特に気になりませんでしたよ。癖というよりは個性と言った方がいいのかもしれません。
1件10件

/1ページ

1件