あおい 千隼

レビュー失礼致します。 お友達の家に向かうのに通る、ススキ原…ムード有りすぎなロケーションです。 ぽつんと構えた『幸福堂』、とても気になります。 怖いけど入ってみたい…そんな心理が働きます。 軋む床板、店の朽ち加減が更なる恐怖を煽りますが、張りつめた空気を和らげるかのような店主の登場。 ここまで拝読しまして、すでに心がストーリーに取り込まれてしまっているのが分かりました。 上りきったローラーコースターが、直下する瞬間に感じるような緊張感とでも言いましょうか。 店主に続いて次の部屋へ… 証明が灯った後の描写は、本当に背筋が凍る思いでした。 後日譚での、作者様の痛快なオチは唸りました。 とても素晴らしい作品です! 有り難うございました。

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