物語の最後の文章で「なるほど!」と納得し、 それと同時に背筋がゾワゾワと冷たくなりました。 いつもながら、作者様の作品は予測不可能! 最後にあっと驚かされます! 地上と地下に人々が分断された未来世界。 その世界観の構築が実にリアルで緻密です! それだけに、物語に説得力と臨場感が出てきます。 地上に出てみると、誰もいない… 大概は、ここで強烈な伝染病のパンデミックか核戦争で地上の人間が死に絶えていた…と、安易な私はついつい先読みをしてしまったのですが… 何と!隕石衝動に備えて避難していた! という展開は、全く予想だにしなかったです! いつもながら、作者様の発想の豊かさには目を見張ります! そして… 最後のオチ…。 いやぁ、本当に心底、驚きました! まさに驚愕の一作! 大変優れた作品です! ありがとうございました!!
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こんばんは。 レビューありがとうございます。 前の投稿作品「コールドスリープ」で西さんに、食肉じゃないのだと言われ、それに対する答えがこの作品なのです。 冷凍睡眠の食肉物は、筒井康隆氏(うろ覚えなので間違っている可能性あり)がブラックジョーク的な作品を書いています。 その作品に被らないようにした結果、こういう作品になります。

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