とても切なく悲しい幕切れですね。 しかし、主人公の脳裏には今まで感じていた心細さや不安が払拭され、いつまでも、あの素敵な春の思い出が残ります。 主人公にとっては、幸せな結果だったのでしょうね。 しかし、その一方でそれが唯一の『救い』。 不安感を払拭してくれた少年との素敵な出会いが逆に彼女から光を奪う事になろうとは… 凄く切なく皮肉なお話です。 読後、しばらく余韻が残り様々な思いが胸に去来しました。 ご両親は、どう思われているのでしょうか…。 思考に事欠かない作品です。 ありがとうございました。
1件

この投稿に対するコメントはありません