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いっさいは白熱の彼方
13kid(a.k.a イト)
2017/1/26 18:21
冒頭の言葉にドキッと引き込まれ、ゆっくり読み進めていきました。 新しい父と、どうしても上手く築けない、どこかに設けてしまう小さな凍てつきに、分かってはいるけど仄かに凍えてしまうものを感じます。 昔の父親と過ごした一時の時間が、なけなしなものからくる、かけがえのなさに変わっていく想い出の後先に、雪融けの時間がそれぞれにあったんだと、願わずにはいられないのです。 ふわり飛び上がるメガネで作ったシャボン玉は、孤独とは無縁な、どんなものとも向き合える優しさと希望が凛と慎ましく輝いている気がして、暫くの間空を仰いで車道のエンジンに耳澄ましてました。 少し切なくそして、優しい物語。 心地良かったです。ありがとうございます。
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あめ(現在こちらでは活動しておりません)
1/26 20:07
13kidさん。 素敵なレビューを書いてくださって、ありがとうございます。 なんだか、サスペンス的な冒頭になってしまいましたが、不器用な父娘の関係を書いてみたかったのです。 丁寧に紐解いてくださって、嬉しいです。 私はいつもタイトルが決まらなくて、悩んでしまいます。 この作品もぎりぎりまで決まりませんでした。 13kidさんの作品は、いつもタイトルのセンスがいいので、見習いたいです。 ただいまエブ活動おやすみ中なんですが、復帰したら、またお邪魔いたしますね^ ^
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