感想・レビュー一覧 18件

いつも、ふわふわと甘さと可愛らしさをもつあめさんの文体が、今回は湖に張られた分厚い氷、とまではいかなくても冷たく寒空に置かれたバケツの中で薄く張った氷。のようでした。 新しいお父さんとなかなか馴染め
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あめたん♪またまたの毛根入賞!おめでとうございます! 相変わらずのじんと来る温かいお話。 そして小道具の扱い方も秀逸。 眼鏡のフレームで作られるシャボン玉なんて……とても素敵な発想です。 実のお父
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あめさん、入賞おめでとうございます! 冒頭からの丁寧な情景描写、丁寧な心の動き、そして丁寧なストーリー運び。 読んでいるとあめさんの世界にどんどん引き込まれ、温かい部屋の中にいるはずなのに、掌に雪
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入賞おめでとうございます。 眼鏡という道具が、ここまで切なく描けるものなのでしょうか。眼鏡と父と一緒にアトリエですごした時間が、娘の記憶にいつまでも大切に残っています。その記憶が心を打ちます。 他の作
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入賞おめでとうございます! あめさんの今まで拝読した作品、雪の情景がよく出てくるのですが、いつも違う心象で切り取られ、叙情的な描写と繊細な色使い、表紙のパステル画もとても素敵です。 いつもラストはほっ
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遅ればせながら、妄想コン入賞おめでとうございます! 自分が感じたことの無い雪の世界を、この作品から知ることができました。 いつもの作品に比べると、なんだろう、なんて言うのか、わたあめのような柔らか
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現代社会の荒波に流され、流され続けるのが嫌だったのでしょう。 しかし、嫌世的な生き方というのは、しかし誰かを巻き添いにできるものではない。 そんな現代社会から抜け出てひとりで生きる父の姿を見て、疑
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冒頭の言葉にドキッと引き込まれ、ゆっくり読み進めていきました。 新しい父と、どうしても上手く築けない、どこかに設けてしまう小さな凍てつきに、分かってはいるけど仄かに凍えてしまうものを感じます。 昔
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実体験から、この作品に共感するところがたくさんあります。 序盤で、ミウちゃんがお父さんの所にお泊りに行くところに凄い違和感を感じてしまいまして、、最後まで引っかかってたんです。 (そのほかは、相変わら
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こんばんは(^ ^) お邪魔させていただきました。 物語の雰囲気のせいでしょうか。冒頭、作者さまの美しい表現は健在なのに、いつもより硬質な印象がありました。しかしそれも、実の父親と出会ったあたりから
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冒頭の誘拐の文字のせいか、ぎりぎりに張り詰めた緊張感を感じます。 ミウの新しいお父さんに馴染めないながらも、そのお父さんの気持ちも分かってしまうから素直になれない自分を責めてしまう気持ちも、新しいお
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人は誰も乗り越えられないことが必ずあって、それにもがき、苦しみ、あがいて、それでも生きていく。 生きていくヒントって、ふとしたところにあるから。 そう。お父さんが見つけた、新しいメガネの使い方みたいに
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僭越ながらレビューさせて頂きます。 儚い……その言葉が、この物語には一番合う気がします。 誘拐と冒頭で語られた際、そこから多くを想像しました。そして、思ったのは二つの意味。1度だけ娘に会いたい……
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大人同士の事情はどうであれ、子供にとっては両親というものはかけがえのないもの。 大切な両親が離婚し、片方の親の元で過ごしていても。 いくら、新しい父親がいいひとであっても、やはり、子にとっては血のつ
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書くたびに昇華していくのではないでしょうか… 作者さまのポテンシャルに嫉妬です。 冒頭のショッキングなキーワード。そしていつもながらの繊細で美しい、彼女ならではの描写。 それぞれ家庭の事情は様々で
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冬のイメージの作品なのに、終始暖かい気持ちに包まれました。それは、寒い部屋の中にある暖炉にあたっているような感じ。 最後のシーンはとても心に染みました。いい話ですね!謎が残るところもありますが、それ
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雪のお布団ってすごく分かります!と北国あるあるを入れてから(笑) 誘拐なのだろうか? 主人公が言うのなら、そうであるのだろうけど、こんな温かな誘拐は胸が熱くなります。 自分は、娘が二人いて上の
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──私は過去、誘拐された事がある。 好奇心をぐぐっと傾ける、何とも秀逸な冒頭文で始まります。 否が応でもサスペンスを期待しますが…やはりあめさんワールドの物語でした。 お題のメガネの使い方が、まるで
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