けい

limeさんのところも論文みたいなレビューが多くて恐れ多いのですが、頑張って書くよん^^ 猫について語る不思議な少年に首を傾げるところから物語が始まります。 気の良い自由人(?)たち、過去にわけありの男、全くわけのわからない女… 何だろうこの人たちは…という中、事件が起こり、雨としっとりとした雰囲気の中、ゆっくりと物語は進んで行きます。 一人一人の登場人物が丁寧に描かれ、周りの情景を巻き込みながら、読者もグイグイと世界へと引き込まれて行きます。 個人的には、うさぎは寂しすぎると死んでしまう、という逸話(?)もお気に入りの一つ^^ 大きなことがあれもこれも失われて行くのだけれども、大きなことが取り返されて行くところも圧巻です。 最後はオレンジの夕焼け。景色と共に心も晴れが続いて行くことを象徴するようでした。これからも倉田のお気に入りと由希の笑顔がどんどん増えていくとイイな。 タイトルから始まり、プロットを練りに練ったという執筆裏話も非常に興味深かったです。
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けいさん~、雨猫に温かいレビューをありがとうございました! このお話は(ヒロインいないし一般受けしないかもしれないけど)自分の中ではお気に入りの長編なので、こうやって何度も読んでくださるのは、とてもうれしいです^^ 思えば最初、このタイトルがふっと浮かんだのが始まり。 タイトルに見合う物語を模索して2年(笑) こんな創作の仕方、だれがすんねん・・・なんておもいつつ、出来上がったものはやっぱり子供の様にかわいくて^^ あれ、へんな返信になっちゃいましたが>< とにかく、こうやってまた雨猫を思い出しながら、素敵なレビューまで描いて下さって感激です。 なかなか思うように創作できないこの頃です
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