でん(休)

明日まさに英霊となりゆくひとの、清らかに研ぎ澄まされた言乃葉の、なんと実直なことか。 それだけに、その胸奥におさめられた思いをおもんばからずにはいられません。 薄花桜の下で佇む少女と、薄花桜の上空に飛び立った青年が、見えないけれどもたしかな絆で結ばれていたように。 現代の私たちと当時の若者たちも、紛れもなく地続きで結ばれていて。 その事実を、その意味を、再認識させていただいた作品でした。 深く、深く沁みました。
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閲覧ありがとうございます。 言論の自由が許される現代では考えられない時代だからこそ、戦地へ赴く者、それを見送る者の心を、見つめなければなりません。彼らの心を垣間見ることで、戦争というものの本質も見えてくるのではないでしょうか。 でんさん、素敵なレビューを、ありがとうございました。 (*´ー`*)
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