父親の死を突然迎えた息子。 49日を迎え、久しぶりに乗った父親の車で見つけた、自分の知らない街。 淡々と見える最初の主人公の行動や語りぐさが、突然、大好きだった人を亡くしてしまい、ぽっかり心に穴があいてしまったかの様な…そんな悲しみを余計に助長させて物語に引き込まれていきます。 そんな主人公が自分の知らない父親の居場所目にした事で複雑な感情を抱きつつも、私には、ひとつ、前へ進んだ様な印象がありました。 尊敬する父親の突然の死という悲しい出来事でありながら、最後は心に火が灯り、柔らかな想いを抱ける作品だと思います。 また、桜並木と小雨の描写が綺麗で、映像が目の前に広がりました。 本当に素敵なお話だと思います。
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タチバナハルさま うわぁ(>_<) 素敵なレビューをありがとうございます。 もう何年も前に書いた話ですが、こうして感想を頂けることは、この上ない喜びであります。 最後、前に進んだと言ってくださってありがとうございます。はい。そう感じて下さったなら、とても嬉しいです (>_<) 私の拙い文章を読んで下さって、本当にありがとうございました m(_ _)m
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Agatha.さん、こんにちは。 どのお話を拝読させて頂こうかと思った時に、目に飛び込んで来たのが、花の咲く街でした。 Agatha.さんの選ぶ言葉や、文章はスッと入ってくる…と思いましたが、それはずっと前からなのですね! また他のお話も拝読させて頂きます。素敵なお話を読ませて頂き、ありがとうございました。
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