早川素子

こういう設定を考えられる人の作品を読むたびに、私にはできないなぁってつくづく感じます。研究内容。希望を見出した繋がり。羨ましかったです。 そして、命。やっぱりこの作者のテーマは命なんだと思います。 救えなかった命。知らずに消えた命。救えるかもしれない命。 自分の生ある時間を、きっとこうして人のために過ごすことが彼にとっての生き甲斐なんでしょうね。むしろ、彼からそれを奪ったら生きていけないんじゃないかと思いました。 彼女が目覚める日が来たとき、彼はいくつになっているんだろう。 それを考えて、私はさらに切なくなりましたが、これが希望であるのは間違いなくて。 二人の未来を祈って、暖かい気持ちになれる物語でした。 素敵な作品をありがとうございました(^^)
・1件
素敵なレビューありがとうございます! そうですね。命をテーマに据えた作品は、本当に多く書きます。 この作品でも、仰るように命について何度か触れていますね。尊いものだと分かっていても、日々の安寧から、命の重さを忘れてしまう。明日も必ずあると確約されていないのに、明日も明後日も、ずっと後も命はあるのだと錯覚してしまう。 そうではないんだと、人生、何が起きてもおかしくないんだと、そう思ったのがこのテーマをよく扱うきっかけなのかなぁと思います。 そうですね。これは短編にしては珍しくプロットを組んだ作品であり、この先の展開も完成はしてるんです(*´∀`) また、機会があれば書こうと思います(ノД`
1件

/1ページ

1件