こういう設定を考えられる人の作品を読むたびに、私にはできないなぁってつくづく感じます。研究内容。希望を見出した繋がり。羨ましかったです。 そして、命。やっぱりこの作者のテーマは命なんだと思います。

約束を果たせなかった後悔。 そして、助けたい人が亡くなった後の、希望を失くし、そして、同じ想いをさせたくないという心。 どれもが切なく、辛いものばかりだったけれど、最後の最後で力強い信念が沸き起こる。

タイトルとテーマである「またね」がとても効果的でした。 切なく、ドラマチックな物語です。 自分に自信を無くした主人公、その元を訪れたヒロインによって溶けてゆく凍えた心。読んでいて心が暖かくなってゆき

僭越ながらレビューさせて頂きます。 今度こそ、約束は守られる…… そう思います。絶対に大丈夫です。 だって、親友を助けられなかった時とは違うから。 今は満身はない。必ず助けられるはず…… 面白かっ

映画で、マクガフィンという手法があるそうです。 実際それが、何なのか詳しく説明は無いのに、話の中ではとても重要な役目をする。（パルプフィクションなどがそれにあたります） この小説の、病気がまさにそれで