佐崎らいむ

気付けばいつのころからか霊感があって、“どうしても見てしまう”人たちと言うのが存在します。 この作者がそう。 読者は、その「見えちゃう」人の視点を借りて、その重くてじっとりした空気感と恐怖を体験するのですが……。 淡々とした語り口と、そして“出て来ちゃったもの”との心の中で対話が、怖いのにすごく笑えてしまうんです。 いや、実際見えちゃう人たちにとっては「もういいよ」って、半分うんざり、切れ気味なんだと思うんです。 そこがなんとも気の毒で……(笑)←笑ってはいけない。 見えちゃう仲間の長谷川君との会話、そして最後に呼び寄せた救世主の存在がもう最高です。 実体験ならではの、フィクションでは作りえない面白さ。 ○○の描写を、あのGに例えた辺りは、「うん、わかる!」と、妙に納得してしまいました。
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limeさん、こんちゃ( ´ ▽ ` )ノ limeさんの書いてくだすったレビューで、自分のモヤっと感じていた事がスッキリしました。 それは私の書くホラーが淡々としていると皆様から言われる所以です。 「もういいよ」 確かに思います。マジでGのごとく、またかよ、とうんざりするほどの場慣れが、読者様には淡白な反応に映るんですね。 納得ー( ´Д`) ホラーイベだから書いてるけど、実際こんなんペラペラ話すと完全怪しい人間だからね。伊藤の様な体質が何よりも羨ましいです。
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