ぽろろん

1000ページをこえて書き続けるのは本当にすごいことだと思いました。その持続力は尊敬します。 しかし気になる部分が色々と見受けられました。 ・まず目につくのが、難しい言葉や言い回しを無理に使っているな、ということです。 「知的な」「大人びた」文章を目指しておられることはヒシヒシと伝わってくるのですが、もともと文章というのは、ストレートに書き手の「教養レベル」を読者に伝えてしまうものです。基本的には、慣れていないのに背伸びして難しい言葉を使うのは控えたほうがいいと思います。 かなり率直に言わせていただくと、この作品をみるかぎりでは、作者さんの語彙能力の低さが伺えました。もっともっと優れた作家さんの本を読んでみれば、難しい言い回しなんかしなくても、「頭のいい(知的な)文章」が書けることに気がつくはずです。 ・そして次に、主人公のセリフもまた意味不明なものになってしまっています。もっとシンプルにできるのに、ごちゃごちゃと大仰でもったいぶった調子にしてしまうので、けっきょくセリフが薄っぺらくなっているように思えるのです。 ・3つ目は、「主人公の思考回路がナゾ」であることです。じつはわたしは、30ページくらいしか読んでいないのですが(汗)、それでも引っかかるのが主人公のことです。 これは、けっしていい意味での「ナゾ」ではないです。ざっくり言えば主人公が非常識だ、という意味での「ナゾ」です。 もしかしたら、作者さんに何らかの意図があるのでしょうか? だから主人公が非人間的なのでしょうか? しかしだとしたら、この主人公はクセが強すぎてじっさいはなかなか難しいかもしれないですが、ふつう作者は、【どうしてこの主人公はこんな性格なんだろう?】【あまりに言動がオカシイ】という読者の当然の疑問に触れつつ、物語を進行させていかねばなりません。 そうすることで、やがて訪れる「タネ明かし」の機会を周到に準備できるのです。 ただ、やはりこの主人公、もう少し「落ち着かせた」ほうがいいのではないかと思います・・・ちょっと不自然すぎる感は否めませんでした。 僭越ながら、以上でレビューとさせていただきますm(_ _)m 偉そうに色々とごめんなさいね。でもとにかく、作者さんの書き続ける力は小説を書く上で最重要の素質です。これは自信を持つべきだと思いますよ!これからも頑張って下さい!
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まずは色々と批評、ありがとうございます。 正直に申し上げますと、こちらも少々「壁」のようなものにぶつかったのを最近感じており、その状態に危機を覚えていたところ、あなた様のコメントが送られてきました。 そしてそこでようやく自分に何が足りないのか、何が悪いのか。はっきりと、明確に見えたような気がします。 これからはあなた様に指摘された欠点を十二分に考慮し、鑑み、きちりと正していけるよう努力していきます。 最後に。 私の作品に目を通していただき、本当に、本当にありがとうございました。この先も応援よろしくお願いいたします。
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さっそくのお返事ありがとうございます。 まったくどうしていいかわからず、迷いの道に入り込んだり失敗することは、小説を書いた者なら誰しも通る道です。じっさいわたしも、何度も何度も失敗や恥を重ねながら、いまも小説を書いています。 是非ともオススメなのは、自分の好きな作家を一人決めて、その人の本をたくさん読んで小説のイロハを徹底的に研究することです。むしろ文体とかをパクるくらいの勢いでやってみてもいいでしょう。 世にはたくさんの小説の書き方・ハウツー本が溢れていますが、あえて言います、読まなくていいです。というより、読まないほうがいいです。 わたしの考えですが、小説のハウツー本というのは、皮
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