西 東

物悲しさと共に穏やかな暖かみを感じる物語です。 同じ本であっても個性があり、存在してきた時間と手にしてくれた人の想い出が詰まっているものなのですね。 紙の本が少なくなった時代に、アナログとも言えるそれを大切にしている登場人物それぞれに好感を持ちます。
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>西 東さん いつも暖かいコメントをいただき、ありがとうございます。 昨今の出版状況や電子化の流れの先で、遺されていく本や人はどう向き合うのかな、と想いながら書き上げました。 フランスでは、ルリユールという修復士がいるほど、本をとても大切にしているようです。 そうした、なんらかの形で、本という形やそれを愛する人も、生き残って欲しいなと想います。 ありがとうございました。
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