有月 晃

まず驚くのは、劇中劇の完成度。 これだけで十分に一つの物語足り得る作品を、文化祭の演目の一つとして盛り込んだ贅沢な構成。お題を見事に捉えたこの着眼点。 そして、最後の主人公のモノローグは悩める全ての人に向けられたかの様で、ポジティブな読後感が得られます。「文化祭」というテーマに相応しい若々しさで挑んだ良作でした。 素敵な物語を有り難うございました。
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晃さん、勿体無いくらいの言葉をありがとうございます! 文化祭で思いついたのは、高校の時に見た演劇部の舞台「セロ弾きのゴーシュ」。 楽器を使うことなく演じていた姿が印象的で... その雰囲気を出したかったのですが、書いてみてよかったです...! 素敵なレビューをありがとうございました!
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