感情のテスト、何のためにあるんでしょうね。 『落ちこぼれ』とされた子供たちがたどり着いたのは、この世の真理に近いもの。 とすれば、落ちこぼれじゃないひとたちの方が見ている世界の範囲ってどれほどなんだろう? 誰かが決めた枠の中で誰かに採点される生き方って、本当に生きているとはいえませんよね。 だからいわゆる『ふつうの人』って、いつも不安からイラついてるのかもなんて考えてしまいます(完全に主観です)。 先生が本当の意味での教育者で良かった。 始めはページの多さに怯みましたが(^^; 気がつくとぐいぐい読んでました。 心の底から安心して読める、明るい未来が見える終わり方は、さすが作者様。 絵空事でもただの理想論でもない、本当の教育論が、ここにあります。
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レビューありがとうございます(^ ^) 教育学を学んでいると、自分の教育論としての理想は広がっていきますが、現場では、否応なしに無慈悲な現実が突きつけられます。 では、夢は見ないほうがいいのか? いいえ。理想を描かなくなった時点で、教育というものは廃れてしまうでしょう。 自分自身の理想と現実のギャップに負けそうになることもありますが、教育とは、理想を現実にできることだと信じ、これからもがんばっていきます!

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