かおる

まずはレビューが遅くなりましてすみません。 提灯がスーツを着ている?しかも、そんな奴に一目惚れ? ヒロインにしか見えないため、周囲からは妄想と思われ、浴びせられるのは奇異と憐れみの目。 著者はどうやって着地点を持ってくるのだろうかとすごく興味津々で読み進みました。 鬼畜なモチーフを切ない恋愛小説に仕立てられた構成にはうなりました! ラスト、囃子の耳に届けられた「灯りを見失わないで」のセリフが胸に響きます。 なんて、優しく切ない遺言なのだろうかと。 楽しませていただきました。
1件

この投稿に対するコメントはありません