肉球まつり

涙なしには読めない物語。 人魚の少女とそれを取り巻く人たちの、とても美しいお話しです。 まず設定がとてもツボでした。 個人的に、こういう王道童話の裏を読む設定がとても好きなんです。 もし人魚姫に子供がいたら... 私には思いも付きませんでしたが、残された者はその時点で切ないですよね。 さらに美しい人物描写、情景描写、宝石のキラキラした色。全てが美しい。 気持ちが揺れ動く様も見事に表現されています。 魔法はあるけど、ただのめでたしめでたしでおわらず、ヒロインの誇り高い気持ちで終わった所がとても素晴らしかったです。 男の子も、王様も登場人物全てが魅力的。 最後、泣いてしまいました。 素敵な作品に出会わせてくださってありがとうございました。 これからも応援しています(*^_^*)
1件

この投稿に対するコメントはありません