藤白 圭

自分の片割れを失ったとしたら、あなたはどうする? 大切な人を亡くした家族の心痛な面持ち。 それが自分の片割れを想っての表情だとしたら…… 片割れを失った主人公の優しい嘘。 彼女が何故そんなことをしたのか。 読み進めていくうちに徐々に感じる違和感。 それが明かされた時…… 心が壊れないよう、人の脳は記憶を操作する。 そして、周囲の支えや思いやりによって、段々とその事実を受入れていくことによって、囚われていた心が解放される。 重いテーマと思春期の複雑な心とを見事に掛け合わせた物語。 心が震えました。
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快紗瑠さん、素敵なレビューをありがとうございます! 私が伝えたかったメッセージ。 それが少しでも伝わったのかと、嬉しく思います。 難しいものをテーマにし、うまく表現できるのか。とても悩みながら書いた作品でした。 あまりに素敵なレビューに、私の方が胸を打たれました。 本当にありがとうございます!

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