うたうもの

ロウソクというと日本人の刷り込み的感覚として、生命の数というものを想起させます。 歳をとったら一本ずつロウソクが増えていきますし、また百物語などでは一話終わるごとにロウソクを消していき、百本目のロウソクが消えると…なんてことを思い出しますよね。 実話的側面が多そうなこの話では、果たしてそのロウソクが何を意味しているのでしょうか。 これまでに生命を落としたものの魂か、それともこれから犠牲になるものの生命の灯火か…。 深く考えれば考えるほど恐怖が増してきます…。

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