ニューヨークと銭湯の入浴がかかっているのかしら、と深読みをするへなちょこな私です。 喧嘩して、目も合わせてくれなくて、ええいとニューヨークにパスポート作りから始まって、行ってしまうやけくそ感、ああ、この男のひとはマスター好きなんだなあ、としみじみ思いました。好きだから、目も合わせてくれないのがしんどくて遠くに逃げ出してしまったのかな、と。でも、マスターちゃんと誕生日も覚えてるし、顔見て謝るっていってくれたから、背負ってた辛い気持ちが軽くなって、きっと明日の朝イチの便で帰ったんだろうな、と感じました。お土産もなんにも買わないで、土産はないのか?とか聞かれてたりして。土産話もない、とか突っぱねるのかな。俺より先に海外行きやがってには、一緒にいつか行くつもりだったのに、の気持ちがあるのでしょうか。なんか、仲直りできるための距離が必要だったんだろうな、と感じました。いいお話でした。拍手。
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わかさん!わかさんにご指摘いただくまで全く無意識でした。ニューヨークと銭湯(入浴)がつながるなんて!すごい^^以前あるミュージシャンがインタビューで「聴き手の持つ語彙が多ければ、音楽の楽しさは無限に広がる。いくらでもどんなふうにでも楽しむことができる」というようなことを話されていて、わかさんからの有難い感想を読みながらその言葉を思い出しました。鉄砲玉みたいに飛び出した「俺」がどんなにマスターを好きか、そんな「俺」といつか一緒に旅行にでも行ければと思っているマスターの(本文には影も形もない)内心を感じ取るわかさんの感性の素晴らしさにめちゃくちゃ刺激を受けます。胸がいっぱいになります。拍手を贈りた

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