藤白 圭

衝撃的なプロローグが、後からボディブローのように、じわりじわりと侵食していく物語。 運命とは時に残酷で、時に優しく、時に悪戯であると思わされました。 人は誰でも多かれ少なかれ、大なり小なり、罪や傷、罪悪感や後悔をもっているもの。 そのシミを糧にするのか、侵食されてしまうのかは、自分次第。 不器用な大人の恋愛だけではなく、人の成長や運命を乗り越えるといった輝きを持った物語のラストは、とても幸せな気持ちにさせて頂きました。 色々書きたいのはやまやまなのですが、ネタバレしてしまいそうなので、これ以上は語れませんが、とても素敵な作品でした。 読まさせて頂き、ありがとうございました。
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藤白圭さま。 素敵なレビューを書いてくださって、ありがとうございます! 謎を秘めた物語を書くのが初めてで、伝えたいことが上手く伝わるか、最後まで楽しんでいただけるか、とても不安でした。 苦しみや悲しみ、後悔と自責。 そういったものを、どう受け止め乗り越えていくのか。 そして、その先にあるものは…… 感じていただきたかった部分を汲み取っていただけて、本当に嬉しく思います。 拙い作品であったかと思いますが、温かいお言葉ありがとうございました!

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