Takehiko

心の深淵を覗いた怖さ(ネタバレあります)
恋心という春の花のような 柔らかく華やかな想いとは裏腹な、 まるで深い闇の底を見つめるようなゾクゾク感が残ります。 これぞポラード様ならではの 複雑な人の機微をよく捉えたお話だと思います。 「好き」という気持ちは決して美しいものだけではない その黒く濁った自分自身も 受け止めていかねばならないものなのかもしれません。 この登場人物それぞれの未来は どういうものになってゆくのだろう。 そんなことまで考えさせられるお話しでした。 良い時間をいただきました。 ありがとうございました。
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こんばんは! いつも、素敵なコメント、ありがとうございます。深く感謝いたします。 「恋心」と言う切ない想いにも、闇は存在し、自分自身を見失い、広がっていけば、狂気と化す。 その狂気を打ち砕いた、純粋な心にも、闇が存在している。 闇に負けてしまえば、人は正気をうしなう。 そんな時こそ、冷静になり、黒く濁った自分と対峙し、受け止めなければならない。今回の物語の焦点だったと思います。 陰の指す未来が残りましたが、大切な物を見失うことがなければ、その影を消す光がさしてくることを願っています。 いつも、作品を深く読み込んで頂いた上に、素敵な感想を頂き、嬉しい限りです。 これからも、人の心を捉えられるよ
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