西 東

人らしさを考える。
人が作り出した存在にして、人を食らう飛縁魔の抱える矛盾が哀しいですね。 長の三人は別ですが、手下として存在した六人は人を知る程に人らしさを得て、悩み続けて苦しみ続けるしかなかったのならば、アルファ達の存在は救いだったでしょう。 誰よりも人らしく、優しく相手を理解しようとする姿勢がなかったら、アルファ達も最悪、全滅していた可能性もあると考えてしまいます。 ただ、自分の楽しみの為に他人をひどい目に遭わしてしまう人もいる訳で、そこを考えると長の三人も人らしかったのだとも思います。 制限時間の厳しい能力を使っての戦いは油断を許さず、仲間への信頼がなければ能力すら発現しなかったのではと考えるので、強い絆を持つアルファ達の勝利はほっとします。 まだ続きがありそうな終わりが気になる所ですが楽しませて頂きました。
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ありがとーございます(●´ω`●) これで一先ず完結と言う事でホッとしています。いろいろと大変な時期が続きますが、落ち着いたら新しい展開も書きたいなあ・・・ 最後まで六人の物語、そして飛緑魔に寄り添っていただき感謝です!
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