恋なのか、友情なのか
恋ってさ、を拝読しました。恋なのか、友情なのかわからない中途半端な気持ち、なのだと主人公は思っているようだけど、それは間違いなく恋で、下手したら愛情で、だから同じ時計をクリスマスにプレゼントされてうろたえるわけで。加藤が気がつかないうちに鷹藤の事が多分好きで気になったのは最近だけど、小さい小さい恋の種は幼稚園時代に撒かれていたんだなあと思います。あまりにも小さくて、撒いた本人の加藤ですら忘れていて、撒かれた鷹藤しか覚えてなくて。でも得てして恋ってそんなもんかな、と思います。大学に入って距離感が近くなる二人の今後がとても楽しみです。お揃いの時計をつけたふたりが、ちょっと照れたようにファミレスで食事をしたり、ひとり暮らしの家にふたりでいったりするところが是非見たいです。ふーん、似合ってるじゃん、とか言う鷹藤と、べ、別にお揃いが嫌って訳じゃないけど、とかいいながら、ベルトを変える加藤とか、それでも黒いフェイスは同じな時計が、お互いの腕で確実に同じ時間を刻んでいくところが、もうすごく見たいです。自分の気持ちに鈍感な加藤と、自分の気持ちに素直な鷹藤の組み合わせはじれじれしますが、そこがまた心地よいです。新型コロナで巣籠もり現象が起きていて、以前のようにはいかない恋愛がどう進んでいくか、見守りたいと思います。腕時計って束縛の意味があるんだよって、余計なことを教えてあげたい。加藤はどんな顔をするかな。鷹藤はそういうのもあるかもねってストンと落とす感じがしますが。加藤はまたじたばたしそう。そんなところも好きなんですけれどね。 いいお話を拝読しました。ありがとうございます。
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わかさん。 素敵な感想を寄せて下さりありがとうございます(泣)。あまりにも嬉しくて、なんとお返事したら良いのか、何日も何回も読ませて頂いてました。 コンテストの締切直前にエントリーした時は、最後の1ページを書くことは考えてなかったんです。が、本編での加藤は過去を振り返るシーンが多いような気がして(それが数年前でも、数か月前でも)、過去も大事だけどこの先彼らはどうなっていくのかな、という興味が湧きました。数年前の日本を舞台にしても良かったんですが、どう転がるか分からない未知の世界で、逞しく仲良く生きていって欲しいなあと思い書いてみました。また続きを書く機会があったら、と思います(^^♪ 腕時計に
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