なぎの みや

完全なる不意打ち
随分長い事本棚に仕舞いっぱなしだった作品ですが、やっと読ませていただきました。 読書期間に入り、まずはキュンキュンさせてもらおー、と軽い気持ちで読み始めたのですが……完全に不意打ち、やられました。 本作は勿論作者様の得意とする恋愛要素も十二分に盛り込まれているのですが、それ以上にドラマ性が占める割合が大変高いです。それも登場人物は月夜の君以外は全員女の子なのに、展開は熱いあつーい少年漫画の様。 ライバル(?)との別れ、主人公の挫折、一線を退く師匠と覚醒する主人公。どれをとっても胸も目頭もヒートアップしてしまいます。 恐らく他の読者様も感じる事だとは思いますが、本作のキーパーソンは芸妓の華乃姉さんですね。第一印象は最悪に近いところも作者様の憎い演出です。とにかく彼女の懐と情の深さは主人公の成長には欠かせない存在であり、意外とツンデレっぽいところも可愛らしかったりします(´艸`*) そして主人公、千夜ちゃんが舞妓を目指すきっかけを作った悪魔的な魅力を持った殿方、「月夜の君」こと宗一郎さん。初めて会った夜から千夜ちゃんを気にかけていたみたいですね。たった一晩、それも一言二言交わしただけ。それだけで……? と思ってしまいそうなものですが、彼の口から出てくる言葉の一つ一つがとにかく耽美。そんな彼のセリフは説得力と爆発力が充満してて、ああなるほどそういう事ねっていうか私も修学旅行で良い子にせずにちょっと夜の京都に繰り出してみればよかったぁー! とついつい大昔の事を悔いてしまいました。 先程少年漫画の様、と書きましたが、やはり最後はタニマリクオリティ。一度は締まったかと思えた本編が、最終ページは読者諸兄の期待に応えた演出を見せてくれます。というか、最後のページは読者に向けたサービス的なおまけページなのかもしれませんね。 同先生の作品「アホな彼女」や「紅い瞳の魔女」と同じく、女の子が頑張る作品はとにかく感情移入し過ぎてしまって冷静にレビューが書けていないかもしれません。でもね、たまにはこういうのもいいと思うんです。どこが、とか、なにが、とか、~だから、ではなく、、、、 とにかく面白かった!(*・∀・*)! 本作を現すならこれに限りますね(´ー`*)ウンウン 不意打ちも含めて、色々とマリちゃんにやられました( ¯∀¯ )
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なぎちゃんこんにちは(o´ω`o)ノ)) お読み頂き&レビューまでありがとう💞 毎度毎度の丁寧な長文……しっかりと読んでいただいてるのが伝わってきて、何度も読み返しては喜んでます✨ 華乃姉さんを褒めていただきありがとう。彼女は書いてくうちにどんどん男前になっていった(。>ω<。) 実際ああいう世界で生き抜いてる人って素敵な人だと思うんだよね。 京都は隣の県だし短大の時は嵐山に通ってたし舞子体験もしたことあるんだけど、本物って見たことがない…… 死ぬまでには生の都をどりを見に行きたいなあって思ったよ(*•̀ㅂ•́)و✧
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こんばんはマリちゃん(^-^) 今回はいつもと少し違ってヒューマン色も強かったから、読み応えたっぷりだったよ(´ー`*)ウンウン 華乃姉さんの粋っぷりはホントに惚れた(///∇///) ていうかマリちゃん、舞妓体験した事あるのΣ(*゚艸゚*)!? 年齢的にもう無理だけど、それすっごくしてみたいかも( * ॑꒳ ॑* )♪ 私の親友な花魁体験した事あるって言ってて、それは年齢制限無いけどちょっと恥ずかしくてやる勇気も無いかな( ¯∀¯ ) 都をどり、今は時期的にどうなのかなぁ。やっぱり密になるし、いつも通りの開催って訳にもいかないんだろうねぇ(*´・ω・`)=3
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