東 里胡

これを映像にしたら、とてつもなく美しいと思った
だらりさんの描く物語の情景は常に美しく透き通った懐かしい青色をしている ミトンブルーとか、沖縄の海の色とか、少しエモーショナルな色合い 夏に降る雪? 桜? もう一体どんな光景なんだ?と想像したけど それはただただ幻想的な世界で映像化したら絶対うっとりしちゃうなと思いながら読み進めた まるで夢の中の話みたいに、どこかふわふわとした薄皮一枚の氷の上を歩いている感じが、ある場面からしっかりと現実を呼び起こす その現実で忘れていた、消し去られていた記憶に触れて・・・ もしかして? 既に? と泣きそうになりながら文字を追いました 彼女の現在がわからないままでドキドキしながら 最後まで読めて良かった、全ての謎が解けて良かった 思いきり夏を感じられるラストシーンで笑顔になれるお話です だらりさん、最後までお話を創ってくれて読ませていただきありがとうございました!
1件・1件
ヴァッ!素敵な感想有り難う御座います御座います!! 色々と不安も多く、特に「夏の桜や雪」と言った矛盾した情景描写が本当に難しく自信がなかったので、美しく読み取って頂けて本当に嬉しいです。 作中ほぼ全体を通して夢のようなふわふわ感を演出したかったので、書く上での私の望みは叶ったのだと思います(泣) なんと言うかこう、読者の方の声を聞けて初めて「ああ話し終わっちゃうんだな」と泣きそうなほどの喪失感や寂寥感が押し寄せてきました。 やっぱり最後まで書いてよかったです。 こちらこそ、最後までお付き合いいただき有り難う御座いましたm(__)m 今後も精進していきます!!
1件

/1ページ

1件