神宮 翔

更新分まで読ませていただきました。 まず、キャラクターの個性がしっかりと描かれていて感情移入しやすかったです。人間を描くのが上手い。個人的には大人シスカのツンデレには惹かれますね。 文章もしっかりしていて情景描写が巧みだと思いました。私なんかよりも格段に表現力があり見習うべき部分がたくさんあるなぁと思いました。 ただ、日常のシーンは読みやすかったのですが、問題は戦闘描写です。正直流し読みになってしまいました。その理由としては細かく描写しているのが仇となってテンポが悪く、文字が詰まっていて読みづらかったからです。戦闘描写に関しては改行を多く駆使するなどして読みやすく、かつ削れる表現は削って爽快感や迫力を出した方が良いような気がします。また、戦闘描写では他のシーンに比べて体言止めを使いすぎだと思います。体言止めは余韻を出す効果があるので、それが連続して出て来ると余韻の連続で、テンポが悪い原因にも繋がっているのではないでしょうか。 極端な例を上げます(作中の文章ではありません) 【悪い例】 上体を捻り身体を反転。同時に相手の肩目掛けて一閃。しかし相手は紙一重のところで回避。反撃の意思を見せる眼光に怯んだ俺はすぐさまバックステップで後退。 【良い例】 上体を捻って身体を反転させ、瞬時に相手の肩目掛けて鋭い一閃を放った。 (二段段ぐらい改行) ――が相手はそれを紙一重のところで回避する。 (二段ぐらい改行) そして鋭い眼光で反撃の意思を見せ付ける相手に、怯んだ俺はすぐさまバックステップで後退した。 ――――――――― 偉そうに極端な例まであげましたが、個人的には後者の書き方のほうが文字も詰まっていなくて、読む気になれますし、テンポが良い気がします。体言止めはここぞという余韻作りに使うのがよろしいかと。 未熟者が偉そうにすみません。色々言いましたが戦闘描写以外はかなりレベルが高いと思いました。構成がしっかりしていて良作だと思います。 これからも頑張ってください! 以上でレビューを終わります。
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うおお、長文レビューありがとうございます!(狂喜 そんな評価を頂いてしまっていいのやら……嬉しいです。ありがとうございます。 戦闘描写の指南、ありがとうございます。他の方々からも頂いていたのですが、やはりテンポが悪いですねorz 個人的にリスペクトしている作品(ノベルとして発売されてるモノです)では戦闘描写が細かく、体言止めをかっこ良く使っていたので、ぱっと取り入れて見たのですが、、 私の技量ではまだまだ扱えないようですorz もう一度研究してみます。 ありがとうございましたm(_ _)m もしよければ、また読みにいらして下さい。

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