いいひとであるために
オーヘンリーの「賢者の贈り物」を思わせる、心温まる話だと思いました。大切な人を大切にするためには、才能でも名声でもなく、たったひとつの思いやりなんだと再確認させてくれる。 きっとこの夫婦は「いいひと」なんだろう。そして普段からずっと「いいひと」なんだろう。それは「大切なものを大切にする」というそれこそ「大切なこと」を見失わないひとなんだろうな。とても羨ましくて、そして僕もそうありたいと思った。 物語はもちろん、あの有名音楽家の日常を垣間見れるのも本作品の楽しみの一つだと思う。
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