潜水艦7号

キャラクター小説のお手本
私が「いつとな」に出会ったのは、砂たこさんに「キャラクター小説でいい見本になる作品はないか」と尋ねて紹介されたお陰でした。 当時の私は公募やエブリスタの選評で度々にして「キャラが弱い」と指摘されていたので「では逆にキャラが強い作品とは何だろう」と探していたのです。 なるほど、と。この物語を読み進めてみてハッキリとわかりました。 ここに出てくるキャラクターは主役のハナとヒロは言うに及ばず、その周りを固める脇役やモブに至るまで実に生き生きとしているのです。まるで実在する人間がそこにいるかのように。 彼らは皆それそれが特有の強みを持ち、そして弱さやコンプレックスを抱えているのでいるのです。そしてその狭間から生まれる感情の高ぶりや悩み苦しみが、見事に表現されています。 なるほど、と。これはつまり「愛」なんだと。 キャラの作り込みとは即ち、各々のキャラクターに対する深い愛情の賜物なのだと。深く感銘を受けました。 愛とは単に慈しむだけではなく、時として「ええ! そんなことになるの!」と読み手に思わせるピンチをも与えます。 何故そうするのか。それは「彼らなら、こんな苦境とて乗り越えてくれるに違いない」「それを踏み台にして成長してくれるだろう」という確かな信頼の裏打ちがあればこそなのです。 こうした深いキャラクターへの愛を表現した作品を簡単に見る事はないでしょう。まさに、キャラクター小説を書く上での見本のような作品だと思います。 さて。 本作品は数回に渡って?『完結』しています(笑 いや、エピローグから先の長いこと長いこと。完全に第二部、第三部。 現在は『完結中』となってはいますが、またそのうちに次のエビソードが増えてくるのではないかと、密かに心待ちにしております。 是非また、次の幕開けを楽しみに待ちたいと思います。
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潜水艦7号さま こんな見事なレビューを頂いていたとは…… (え?今気づいたのかよ)というツッコミが聞こえてくるようですがその通りです…… 花果さんの弁天日和にもいつとなのレビューを送って頂き、 ファンレターなんてご紹介頂いて(〃▽〃)💕 ありがたいやら照れるやら。 これはもう、お礼言わなきゃ💕💕と思いつつ、 自分でも 「いつとなもう一回読みたいなあ」←すぐその気になる と思い、作品管理に入ったらなんとこっちにも レビュー頂いてた!! Σ(・ω・ノ)ノ! Σ(・ω・ノ)ノ! Σ(・ω・ノ)ノ! いつのま?!え?シークレット?! ……そんな謎の仕様ではなく、 通知を再確認したらしっかりお知
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すいか様 おはようございます(><;) お粗末なレビューを勝手に入れましたこと、お許しをくださいますよう(^^;) 何しろレビュー欄って1000字しか使えませんから、かなり端折りました。これが無制限ならもっとアツく語りたいところではありますが。 「いつとな」で学んだコンビの使い方や、ピンチと挽回の思い切りのよさは、今後の作品作りにとても役に立つと思っております。勉強させて頂きました。 もしもこのように拙いレビューでも嬉しく思って頂けたなら、とても有り難いことです。 また、SSの再開をお待ちしております(^-^)
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