清十郎

王朝伝奇浪漫
『ちはやぶる』に続く連作、王朝を舞台とした摩訶不思議な鬼たちの登場するロマン大作。 帝の寵愛を願う美しい女御、 中宮の危急を救った謎の男、 そして、桁違いの法力で隠然たる勢力をはる鬼 その三者が織りなす物語。時代は平安、時の権力者たる摂関家では、帝に仇なす強大な鬼を、都随一の術者に命じて退治せんとする、……後の世に語り継がれる有名な物語。 しかし、その真実は?その裏には悲しい過去と境遇に翻弄された男と女と鬼が、見えない絆で強く結ばれながら、己の尊厳と信念にしたがい、非情な運命に必死にあらがった軌跡がありました。 ここに、新たな『異聞・大江山酒呑童子伝説』が語られます。
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