ビンゴろな

少しでも興味を持ったら是非読んでいただきたい作品!
このようなタイトルにしたのは、私が歴史方面に詳しくないからなのですが、あっと言う間に引き込まれ「さすがはRegenさん節!」とワクワクしつつ、気付けば更新が楽しみに! 知識がなくても読みやすいように配慮されているため飽きさせず、きっと歴史が好き、または詳しい御方なら、もっと楽しめるのではと思わずにいられませんでした。 人物たちも魅力的で、優雅に生きているようで口に出せない深い悩みを秘めていたり、自分ではどうしようもない運命や、そのお立場ならではの弱音を抱える姿には人間味や体温を感じました。 また美しくも繊細な風景や人物描写が、作品全体を包み込むかのように上質な気品を漂わせていることによって、現代とは異なるドラマチックな世界に没入することが出来ました。 この作品を拝読するまで、歌を詠むことは、浮世を離れた風流な上流の人々の嗜みと勝手ながら思っていたのですが、物語が進むにつれて、自然の一部として己の心を四季や景色に投影させつつ、魂を削り取って言葉とし、己の分身を生み出してきたように思えてきました。 それゆえに撰者となった定家氏の心の叫びや、クライマックスの「肉体は滅びても…」という場面が違和感なく、大きく心に響き、切なくも熱い余韻となっております。 そして☆特典は楽しくも情報満載で大変興味深く、800年近くも前の作品が現代でも多くの人々を魅了し続けていることが、とても伝わってきました。 今は、また改めて「百人一首と鎌倉殿と、」を拝読したい気持ちになっております! とても読み応えがあり、胸を打たれた作品でした。 ありがとうございました!(*^-^*)
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この度は、自分でも「苦行の読物だ!(涙)」と思う拙作「ただあらましの」とオタク丸出しの「ごとばんさんの小部屋」に最後までおつきあいくださいまして、ありがとうございました。 私も歴史は詳しくないのですが、「早世した実朝には憧れていた京都(作中では水無瀬になりましたが)に行かせてあげたい! 隠岐で客死した後鳥羽と勘当されたままの定家を仲直りさせたい!」という願望の一念で、歴史の大小のifを取り混ぜて書いてしまいました…歴史の素人だから、こんなにいろいろと無茶なことが書けたのだと思います😅 ろなさまが定家のことを「歌の化身のような人」だと書いてくださった言葉が印象に深く残っています。 拙作を書く
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