擬天傘

ありがたいコメントを頂いたので、レビューさせていただきます!ですが、三番のレビューは「イラッと」が溜まらないと鋭くならないので、優輝さんに応えられるか不安ですが……。 公開されているページまで読ませていただきました。時間にして約30分。どれだけ没入したのかと、三番も驚きました。穴を覗き込んだら首根っこを掴まれて、一気に引きずり込まれたような……。 感想としては、なおの心の揺れにただただ圧倒されました。ある日突然、自分の居場所から疎外されたような感覚から女性であることを意識させられる。今までの居場所を失うのではないかという不安から、女性として改めて心の成長を迎えるような……心が動く描写に、非常に高度な技術があると思いました。触ったら刺さりそうだけど相手も壊れそうな、思春期の危うい感じに終止息が詰まりそうでした。 気になったことを一つだけ、なおの女の子らしくなさ故に解りにくくなっていることが…。 外見から女の子扱いしてもらえず、ぶっきらぼうな話し方をするなお。その様は演出として地の文や台詞回しから充分感じられます。ですが、それゆえに純平や会長との会話で混乱するときがあります。「…この口の悪いのどっちだ?」となった後、前後を読んで確認するということが数回ありました。純平となおのかけ合いの箇所に多かったので、フォローしていただければと思います。 ですが、一人称の地の文や台詞が組み合わさってなおを構成していると考えると、納得させられました。なおは好きになれるというより、目が離せないキャラです。目を離した隙に壊れてしまいそうで、それを含めてすごい心の描写だと思いました。 普段恋愛ものに触れない三番にとって、女性視点の繊細な心の変化は未知の世界でした。恋愛カテゴリといえば今まで大したものに出会ったことが無かったのですが、これは格が違いますね……!内容は三番がエブで読んだ中で一番か二番くらい衝撃的でした。 描写が非常に高度ですから、エブリスタの恋愛カテゴリで受け入れてもらえるのか、一抹の不安を覚えます。ですが、三番にはとても面白かったし、新たな世界を開拓してもらった気分です。 以上です。 と、とんだなまくら刀……果たして三番は応えられたでしょうか。とにかく、これからもっと評価されてほしいと素直に思った作品でした。 更新頑張ってください!
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黒猫三番様。改めまして、レビューありがとうございました! 興奮状態から平常心を取り戻すのに時間を要してしまい、遅くなりまして申し訳ありません。 まずは私の夜中の突然の特攻に対して、迅速にしかも丁寧に対応してくださったことにお礼を申し上げます。三番様にとっては嗜好ジャンル外だろうと分かっていつつ、衝動を抑えきれなかった私の無礼なお願いを受け止めてくださった寛大なお人柄にますます惹かれます……! 私には書けない世界、スピード感と臨場感溢れる描写を尊敬している三番様より、このように過分な評価をいただき嬉しさ余って涙しました。切り刻まれる覚悟を持って挑んでいたのでなおさらです。 苦手ジャンルにも
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素直に面白かったです!イベントやサークルでレビュアーをすることがありまして……。その中で読んだ恋愛カテは小説の形を成していなくて、三番がどんどん鋭くなっていったものです。そんな理由で恋愛ものには辟易としていたのですが、優輝さんの小説は骨組みがしっかりしていました。 三番は10代中心の少年漫画のような何かを書いているんですが、心の揺れなんかは理解出来てないんです。カラーレス~は主人公が捻くれてるのですが、その辺の書き方がさっぱり解らなかったんです。その、思春期の危なっかしさみたいなものを見れまして、それが三番には新境地でした! そもそも切るところありませんよ!三番は切れ味あっても技術的なこと
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