式を操る華の名は 弐

その氷華、寝目際に。

三島 紫水

3時間1分 (108,051文字)

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あらすじ

稀代の陰陽師・冬霞紫翳。 半ば妖の血を引く彼は、 年若くして厭世家で、 世俗的なことをひどく嫌った。 紫翳の失墜を狙う術者を退け、 押しかけ親友・宇山晟雅と和解した紫翳だが、 ひとつ、気がかりな事が

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