感想・レビュー一覧 11件

読み終わった後に深いため息が出ました。 短い中に、物凄く内容の濃い物語があり、文章の中にのめり込んでしまう自分が居ました。 私は学生時代、歴史は本当に苦手だったのですが、このような小説に出会えてい
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歴史に人在り。 そしてその一人ひとりに、また物語があり今の時に繋がってゆく。 史実に基づきながらも、無知な(設定の)紫穂を通して、読者に分かりやすく教えてくれています。 読者の素朴な疑問を紫穂が
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何もかもが新鮮な作品でした。 冒頭の二人のやりとりに、じんわり心が暖まりました。 何て実直で妻思い何だろう 座った彼女の前に立ちふさがる行動に 男らしさとおもいやりの深さを感じました。 作品
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知らなかった黄門さまの話が楽しかったです。
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天川さんの短編すべてに感じるのは、メッセージが随所に含まれていて。 本作品、約束の中にも大いに感じられるのです。 歴史やスピリチュアル的な事に、深く興味はなかったのですが、 小道具使
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光圀と尋子の睦まじいエピソードは聞いたことがありましたので、楽しみながら読ませていただきました。 京都出身の妻のお習字に鴨川の水を取り寄せてやったとか。愛されていたんですね。 一般の歴史ではほとんど
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文章の後ろに資料がドーンと見えるかのような重厚感を感じました。 もしかしたら面食らう方もいるかもしれない。 歴史の勉強のようで引き返す方もいるかもしれない。 それでも、この重い扉を開ければ何か持ち帰
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 新三郎と紫織が百数十年の時を経て、現代の世で結ばれる。  幕末という激動の時代に生きた若者達の多くはその使命感から死んでいった。  幕末に散っていった若者達が皆(佐幕派も倒幕派も)、この二人のよう
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含蓄のある夫と天真爛漫な妻。仲睦まじい夫婦の後ろには古から繋がる絆と約束が隠されていた。ともすれば堅苦しくなってしまいそうな歴史の説明も、天真爛漫な妻が挟まることで、とてもマイルドになり妻と一緒に先を
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ややもすれば小難しいだけで、眉間にシワのよりそうな歴史(史実)をベースにしたストーリーになるかもしれないところ、著者様の巧みな仕掛けや工夫で、興味をそそられるように構成されているなと感じました。読書中
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短編を書かせたら、この方の右に出る者はいない。真骨頂とはこの作品の為の言葉では無いだろうか。 限られた文字数とページ数の中で、雄大なる歴史ミステリーを紐解いてしまった作品。筆者様の歴史観というべきか
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