シング オン シトラスベイビー

 ゆりかごのなかではタテノリで、子守唄はエイトビートさ。

銀色栗鼠人

青春 完結
1時間15分 (44,759文字)

9 1,409

あらすじ

 ――私に告白するからにはギターのひとつも弾けないとな!  後藤塔子(ごとうとうこ)は古志瑠璃広(こしるりひろ)にそう言って、ギターを預ける。  新曲の楽譜を渡して、好きならマスターしろと発破をか

タグ

感想・レビュー 3

爽快な疾走感、青臭い青春。 錆びた中年の心を奮い起たせる若きインディーズ全盛期時代の魂。 そんな眩しい小説です。
1件
物語の主軸は『音楽』。 そこに絡み合う恋愛や友情やライバル関係、アンソロジーを携えた、最高のエンターテイメント小説と評価したいです。 文体、構成、描写、ユーモア、悲哀、リズム。どの要素も高いレベルな
1件1件
 滑稽で純粋でカッコ悪くてカッコいい、そんな時代が確かにあったことを思い出させる良作。  物語の主軸たる躍動が鮮やかにみえるのは、対比的に抑制された複線の反動なのかもしれない。  ゆっくりと静かに
ネタバレあり
1件1件