天女の恋 ~上杉鷹山の正室、幸姫の物語

上杉治憲(鷹山)の正室・幸姫は心身に障がいを持つ。薄幸の姫の、密やかな想いは……

蓮未るか

7分 (4,100文字)
妄想コン優秀作です。私一身の喜び以上に、受賞によって幸姫の人生をより多くの方に知っていただく契機になれば幸いです(^^

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あらすじ

その人は私を天女と呼んだ。 みながいうには、その人ーー『との』は、 私の"おっと"なのだって。 でも、おっと って、何だろう……? 1769年(明和6年)、米沢藩主・上杉治憲(後の鷹山)が、前米沢

目次 1エピソード

感想・レビュー 8

読ませていただきました。 拙いレビューですが、ご容赦ください。 幸姫視点の柔らかい文が、純粋な想いをよりいっそう浮かびあがらせているように感じました。 これは泣けるって(ToT) 素敵なお話をありが
ネタバレあり
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泣いてしまいました。 切なすぎて。 体が小さいことが途中まで分からなくて、なぜ跡継ぎをつくることをためらったのか?と思ったのですが、そういう事だったのですね。 文章が秀逸で、引き込まれました。 切
ネタバレあり
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 鷹山公 こんなに立派な方がいらしたことを、知らなかった自分にびっくりです。  涙が出ました。  人間、こんな風に寄り添いひとを愛せるのですね。  幸姫の素直さ、純粋さ。彼女自身も感じていただろう障害
ネタバレあり
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