悲しい、名前 ~干物女の犯罪鑑定④~

反社会組織、キラキラネーム……時代の『今』を風刺した、アラサー警部補の『遅咲き青春』サスペンス終幕。真の巨悪が明らかに。

織田崇滉

50分 (29,832文字)
詐欺グループの黒幕と、悲呂の名に隠された事情が判明します。フィクションなので一部、警察の設定等を変えています。

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あらすじ

警視庁の若き警部補・徳憲忠志(とくのりただし)は、科捜研のぐーたら心理係・忠岡悲呂(ただおかひろ)の過去を知り、改めて捜査協力を要請する。 偶発的に同じ詐欺犯罪が発生する『シンクロニシティ』現象のカ

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感想・レビュー 1

精神のシンクロは本当にあるのか?全く油断できぬ犯罪心理ドラマ、クライマックス!!

科捜研の心理係・悲呂さん(干物女)と警部補の徳憲さん(堅物男)が現代社会の「闇」に挑むシリーズのクライマックス編です。 このシリーズは、これまでも現代人の心理の闇に深く切りこんできましたが、今回は色
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