塔、塔、さらに、塔

最凶のカード「塔」ばかり三度もひいてしまった占い師の歩は……。

蜜原みな子

11分 (6,366文字)

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あらすじ

あまり繁盛していないタロット占い師小留瀬(こるせ)歩(あゆみ)が遭遇するテンションの高い者たち。

感想・レビュー 2

痛快!クセになる面白さ。

初めは、占いの知識やら専門用語やら、 はたまた宗教関連までがモリモリに 盛り込んであって、「わかるかな…私」と 不安になりました。 …が!軽快で痛快な語り口。 ヘンテコな問題をザクザク斬っていく勢い。
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神秘的な力と体験に翻弄される占い師。必死に向き合う彼女に可愛さすら覚えます

作者様の語彙力や造詣の深さの落とし込み方が非常に小気味良く、主人公の四苦八苦ぶりにクスリとさせられるユーモアもふんだんに含まれており、とても楽しく読めました。 ラストの締め方の潔さも良かったです(o^
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