テロルかリヴォルの犯罪

 正体不明のテロリストの手から放たれた一発の銃弾が、ひとりの改革推進者を襲った。しかし凶行の場に犯人の姿はなかった──。

小池正浩

36分 (21,239文字)
江戸川乱歩と天城一に捧ぐ密室、ひとつめのリポートは、閉ざされた部屋での不可能犯罪──テロリストの観念的な革命の為の殺人。

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あらすじ

 ──虚構の死は冥い無、現実という生もまた喰らい夢 photograph アヒル口のとぼけた竜の落とし子(見返りタツノオトシゴ図) 撮影 河野洋平 題名 小池正浩

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