何者でもない誰かの10年間

今日はオオカミ男が小説を書き始めて10年が経つ日だった。

鴎。

8分 (4,315文字)

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あらすじ

都会のすみっこの安アパート。オオカミ男は同居人の魔法使いの怪しい呪術儀式を尻目に天井を仰ぐ。目の前には打ちかけの小説の表示されたノートパソコン。今日がオオカミ男が小説を書き始めて10年が経つ日だった。

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公開日 2021/1/19