悲しいけれど、大切なお話ですね。 現にフクちゃんのように、様々な痛みを伴いながらも懸命に生きて、その終焉を迎える子たちがいる。 作者の注意書きにあるように、犬の立場から描かれた物語ですが、人間の立

フクは初めに優しい飼い主と短い時間を過ごして愛を知る。それが後の悲しみを大きくする。 別離、虐待。救われても救われないもの。人間にも充分当てはまる話。報われたようで報われてはいないラストも切なかった。

いや。櫻姐さんの大概なドロリッチ恋愛小説で、ひどいシーンには慣れているからと思った自分が甘かった。 まさに今、現実に起きていることで、目を背けてはいけない事実。それでも、敢えて言うなら 『イッヌが大

切ないですが、現実世界で実際に行われていることですね。 小さい命への責任があること、生き物にも感情があること。 それを人は簡単にないがしろにしてしまう一方、それを救おうとする人もいる。 フクちゃんの一

この度はイベントにご参加ありがとうございます！ まず、文字数がギリギリでピッタリと纏められていたのに驚き、ワンちゃん目線で話が進んでいくので犬好きの神谷としては心が抉られました。 このお話のように人間