冷血動物たちの夜

何も好きにならない私と誰にでも優しい先輩は、冷血動物だった。

昭島瑛子

恋愛 完結
26分 (15,498文字)
ナツイチ小説大賞恋愛短編部門応募作品です。

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あらすじ

私は何も誰も好きにならない冷血動物だ。 大学の短歌同好会、二泊三日で琵琶湖を一周する吟行。誰にでも優しいといわれる先輩の思いがけない顔を知って……。 表紙は写真ACより。この写真素材は8maruさん

感想・レビュー 1

愛すべき不器用な人間たちの物語

昭島さんの書く小説に出てくる人物たちが好きです。不器用な彼らが生きにくさを抱えながら一歩一歩進んでいく様がとても愛おしいと感じます。丁寧に主人公の心情が書き込まれており、読んでいるうちにシンクロしてし
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