置屋怪談

幽霊が出ると噂される廃屋を訪れた男は、ある怪異に遭遇する。

猫絵師

7分 (3,854文字)
いずひささんのスペースで開催された檸檬杯に間に合わなかった作品です。供養w

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あらすじ

『肝試しをしよう』。 侮られることが嫌いな真面目な浪人・山本庄左エ門は、友人の口車に乗せられて、廃屋になった置屋に足を運んだ。 幽霊が出ると噂される廃屋は、いかにもという風情だ。 肝試しはありき

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

起承転結が美しい

朗読させていただきました! 落語、というものはそこまで触れたことはないのですが、この時代の怪談からはどこかそういう雰囲気を感じてしまいます。事の始まり、主人公の感情の動き、怪異との遭遇と触れあい、導か
ネタバレあり
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