あるスリの小噺

あるスリの男に起きた話。

平野上純

2分 (1,013文字)
短編小噺の3作目です。

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あらすじ

スリの常習犯の男はある日老人から財布を盗む、しかしその財布の中には小さな紙が入っていた。

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

掏摸におきた皮肉な結末。

面白かったです。 あえて盗ませた、善意だったはずのお金が一転。反転し、掏摸を飲み込む悪意へと変わった。 短いお話ながらちょっとしたドンデン返しが起きてひとりの人物の立場が反転する。 とても、面白かっ
ネタバレあり