第十の惑星メリー

朝が来る頃に、夢は閉館する。

排泄物

32分 (19,012文字)

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あらすじ

メリーが吐いた。 嘔吐物で部屋は満たされた。 途方に暮れてしまった僕は、悲哀を、歓喜を、追憶を、一つ一つ額に飾って壁に掛けることにしたのだ。 いつしかそれらはひとつの大きな世界になった。 それを僕

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公開日 2010/2/27