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火灯し時 約何人目

小説 ファンタジー

サークル・イベント参加作品

火灯し時 約何人目

紅鏤輝 施園

(3)

あわ踊り☆2014秋イベ参加作品

完結

21ページ

更新:2017/09/05

説明



ランタンに火を灯しましょう
誘われ来る君は何人目?
冷たい門が槍を隠して嘲笑う

さあ、
魂のケーキを召し上がれ――



あわ踊りサークル[リンク]
2014秋イベ参加作品です。


コロニーFメンバー
表紙絵(制作中) 南戸かなる様
文士&タイトル提供 門一 様

同じ表紙絵から執筆された、
門一さんの作品はこちら

[リンク] 謀想渦巻く、隠者の城で邂逅を
(タイトル提供は繰季です)


[リンク] 鮫島せゐむ様による、
秋イベのガイドブック
(概要に作品一覧などのリンク有り)

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作品レビュー

多数存在
多数存在さん
【作品】サークル・イベント参加作品についてのレビュー

ネタバレ

安直なゲーム系ファンタジーのそれではない、魔法が“生きている”世界観の作品です。

中世ヨーロッパの片田舎なのかなという印象があったのですが、読み直したところ、冒頭に「中世の時代から変わらぬ石畳の通りは」とありましたので、近世から現代にかけてのいずれかの時代が舞台なのでしょう。

読みはじめてまず目を惹いたのは美しい文章と、そのしっかりとした世界観でした。

人々が活き活きと暮らす町の、食べ、歌い、踊る、祭の風景。

そんな中で悲しみを抱えながら暮らす少女と、少女に寄り添う少年。

世界観とはそこで暮らす人々が、自分たちの生きる世界をどう観ているのかのことですが、この作品の冒頭ではそれが実に鮮やかに語られていると感じました。

物語は少年少女の、町の近くに聳える古城を舞台にした一夜の冒険の物語です。

何が潜むかも分からない古城に閉じ込められ、出られない。

王道ではありますが、王道であるということはこれがもっとも効果的に読者をハラハラドキドキするシチュエーションであるということです。

暖を求めての城の散策などは僕もハラハラドキドキしました。

そして物語は畳み掛けるように少年と少女の根幹に関わる魂の物語へと展開していきます。

キアルとエアド、それからスィールシャと両親のやり取りはとても読み応えがありました。

全ての事柄が収まるべきところに収まった鮮やかな結末もとても良かったです。

また、オマケ的な演出に昨年のイベント作品であるコウモリ館のコウモリ人間がゲスト出演していたことにもニヤリとさせられました。

とても素晴らしい、魂の物語をありがとうございました。

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2014/12/09 15:56
コメント(1)

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