ある孤独の枯渇

浮浪者崩れの男がゴミ捨て場で出会った女の生首。首を保存することに決めた男は――

緒方あきら

17分 (9,817文字)

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あらすじ

いつも曇り空を見上げていた男は、浮浪者仲間から曇天さんと呼ばれていた。 彼はある日を境にやむを得ない理由で浮浪者をやめるが、狭く汚いボロ家での生活にとことん嫌気がさしていた。 そんなある日、彼は食品販

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感想・レビュー 1

とにかく救いがない、心を震わせられるおはなしでした。 現実の世界にも、こういう救いのないお話はたくさんあって、努力も報われず亡くなっていく人たちがたくさんいます。 我々にできることは本当に何もないのか
ネタバレあり
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