受賞

未来願望伝

夜中の本屋。人々は願いを叶えるために本を売り、本を買う。

吉岡幸一

SF 完結
9分 (5,171文字)
三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第82回「真夜中」 佳作の作品です。

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あらすじ

 その深夜営業の本屋を見つけたのは日課のジョギングからの帰り道だった。  午前一時、汗を拭きながら郵便局の前に置いてある自動販売機でコーヒーを買って飲んでいると、人が一人ようやく通れるくらいの路地の奥

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

この先の未来の人生設計を記した本。 それを託した書店で、自分が書いた本が売れれば願いが叶う。だけど、もしも売れなければ――? 途中で薄々、「売れない場合何かあるな」とは思いましたが、対価までは読めま
ネタバレあり
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